アカデミー長のブログ

この記事はアカデミー長のブログを転載しています。 皆さんこんにちは! シャインカービングアカデミーの田中淳也です。   本日アップした動画について、ご紹介いたします。     【中級者向け】シャインカービング:細いラインを落とさず彫るテクニック 今日アップしたYoutube動画は、珍しく少しだけレベルの高い方向けになっています。 お題は薔薇。 右の作品が本日のお題です 発売当初からあるシャインカービングシートの中では屈指の難易度を誇るこのデザイン、ファンの方も多いのではないでしょうか。 ただ、あまりの難易度に黒線がボロボロになってしまった人もいると思います。   打ち合わせの際、デザイナーさんに   (当時の僕)「難しめで、複雑な線が含まれるエレガントなお花をお願いします」   とお願いしておきながら、上がってきたイラストをはじめて試作した際には   これは・・・・ヤバいものを作ってしまった   と、一瞬発売するのをやめようか迷ったほどの難しさでした。 まあ、完成する頃にはあまりの達成感&幸福感の凄まじさに   こんな感動を味わずしてシャインカービングは語れない!   と作品自体に説得された形で発売が決定したんですけどね。   とはいえ三角刀パート難しすぎ!   ある程度彫刻刀の扱いに慣れている方はいいのですが、初級者がこのデザインに取り組むと大概黒線がおなくなりになります。   初心者には絶対におすすめしないのですが、なかなかどうしてかなり多くの方が薔薇やマーガレットを彫ってみたい!と思ってくださるんですよね。   薔薇に限らず、MuchaシリーズやJapanese(和柄)のMサイズシリーズのように黒線の難易度が高いシートはその完成作品の美しさから   細い線を彫る繊細なコントロールに必要な手の動きを収録しました   今はまだ難しいけど、いつか薔薇のような繊細なデザインを美しく彫りたい!...
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こちらの記事はアカデミー長のブログからの転載です。 皆さんこんにちは! シャインカービングアカデミーの田中淳也です。 今回は、シャインカービングを紫外線劣化から守り、さらに彫り跡をさらに美しくするためのテクニックをご紹介したいと思います。 この記事で学べること 紫外線からシャインカービングシートを保護する方法 彫り跡のクオリティ(ガラス感)をアップさせる方法 どちらもシャインカーバーさんなら是非押さえていただきたい内容となっています。 それでは、いってみましょう! シートって劣化するの? 突然ですが皆さん、シャインカービングをどうやって飾っていますか? 窓際ですか?階段の踊り場ですか? 僕は基本的にこんな感じで窓際に飾っています。 この飾り方、太陽の光が入ってきたときの輝きが本当に美しいのでお気に入りなんですが、実は少し不安な点もあるんです。 それは、紫外線の影響です。 シャインカービングシートは透明なビニールでできています。 そして、このビニールという素材、紫外線で少しずつ劣化してきてしまうという性質があるんです。 会社勤めの方で経験がある人いるかもしれません。 結構古い事務用テーブルに引かれているデスクマット、黄ばんでませんか? あれ、買った当時は恐らく透明だったはずです。 長い年月を経て、ビニールが紫外線によって黄色く変色してしまったんです。 シャインカービングも、恐らく数年窓際に飾ると同じような現象が起きると思います。 思います、というのは、まだシャインカービングが生まれて数年しか立っていないので、実際に劣化したという経験をまだ僕自身がしていないからなんです。 今のところ、窓際に2年半置き続けたこのモザイクタイルも、ぱっと見黄ばんでいないように見えます。 ぶっちゃけると何年で基板で来るかは僕でもわからないんですよね。 ただ、劣化すること自体は間違いんです。 自分が一生懸命彫った力作は長い間美しく飾っておきたいですよね。 紫外線から守る方法2種 シャインカービングシートを紫外線から守る方法は、今のところ2つあります。 一つ目は最もお手軽な方法で、アクリルフレームで保護する、というものです。 シャインカービングアカデミーのオンラインストアで販売しているこのアクリルフレームなんですが、実はアクリルにUVカット効果があるんです。 アクリルフレームに入れておくだけで、両面からの紫外線をある程度カットしてくれる優れものです。 公式オンラインストアでアクリルフレーム をみる 透明な枠はシャインカービングとそもそも相性抜群ですし、まさにシャインカービングを飾るのにはもってこい!と言った感じでしょうか。 お手軽に劣化を防ぎたい方には、アクリルフレームをお試しいただければ幸いです。 もう一つの方法は、スプレーでシート自体をコーティングする、という方法です。 アカデミー長おすすめのスプレー 彫刻刀で彫った面と、カラーフィルムを剥がした状態の裏面。 この両面を透明なスプレーで薄くコーティングすることで、ある程度のUVカット効果が期待できます。...
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